中国人の彼女との付き合い(2)文化の違いなど
強引にでも譲ろうという気持ちがあってこそ
今思い出しても恥ずかしい話ですが、2005年夏に彼女が私に靴を買ってくれたのです。それから北京動物園へ足を運んでいる道中でのこと。
私たちはバスに乗ったわけですが、いつもの通り大変混雑していました。しばらくして私たち2人が立つ前の座席が空いたのです。
私は当然彼女に席を譲ろうとしたのですが、「あなた座ったら」と言うのでその通りに座ったのです。しばらくしてバスは北京動物園に到着しました。
バスを降りるとすぐに彼女が私に言います。「なぜ私に言われた通りにすぐに席に座わってしまうのか」と。私は一瞬頭が真っ白になりどう返答しようか考えてしまいました。
続けて彼女は「中国人男性ならばどのような状況でも絶対に女性に譲ろうとする」と言います。
女性に限らず中国人と付き合う上で必要なもの
中国人の恋人にしても友人、親戚、とにかく私自身の近しい人に対して何かプレゼント、バスの席を譲るということなど、何らかのものを与えようとするとき、決まって「いいえ、結構ですよ」と断ってくるのが常である。
日本でもそういう社交辞令というか習慣があるが、中国人はより強く表現する。
あまり自分以外の他人(それが恋人、親、兄弟、親戚であるにしろ)に対して深く干渉したがらない日本人にとってはすぐに「これだけ拒否しているのなら必要ないのか」と引いてしまいがちだが、そういう表現は中国人にとってマイナスイメージである。
相手の中国人がどんなに拒絶(本当に嫌なのかもしれないが)しても「ぜひ受け取ってください」「あなたの荷物持ちます」「席をお譲りします」をアピールしてこそ合格なのである。
もしそういう表現をしなければ、中国人から「何て冷たい人間なんだ」と思われてしまいます。中国での人付き合いは日本以上に情熱が必要です。
お金を受け取らせるために
ここでひとつ例を挙げましょう
中国人の彼女の親戚である大学生に会ったときのことです。その大学生と会って食事をしてそれから帰り間際に、彼女がその親戚の大学生にお金を渡しました。
その大学生は「これは何だ!絶対に受け取らないぞ!」と逃げ回って逃げ回って逃げ回りまくりました。彼女もお金を渡そうと必死に抵抗しています。
5分くらいその攻防が続いてようやくその大学生もお金を受け取ってくれました。
恩は人にあげても受け取ってはならぬ的な世界で非常に人情にあつい中国人の心を垣間見たような感じでした。
日本人にとってはちょっと疲れてしまいそうですが。。。
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